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赤坂の砂場(東京:赤坂)

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江戸3大蕎麦の一つ「砂場」にやってきました。 砂場は、大阪城 築城の際資材置き場だった場所の一角で、砂が置かれていた場所が「砂場」と呼ばれていたそうです。 もともとはこの砂が置かれていた場所で創業された蕎麦屋だったことから「砂場」と呼ばれるようになり、後にそれを屋号とされたそうです。 発祥は大阪ですが、江戸進出してから大きく発展し、この店で修行した人が暖簾分けで 独立し、さらにその店で修行した人が...という感じで店舗が増えていき、江戸蕎麦の 蕎麦屋の代名詞のようになってきたそうです。 赤坂の砂場に行きましたので、後ろにはTBSがありました。 今回は、喜多縁改装にお世話になったEさんが東京出張とのことで、「一杯やーか?」で話がまとまり、赤坂見附で待ち合わせ、一ツ木通りを歩きながらお店に到着。 (高級そうなお店が立ち並び、いつかは赤坂の料亭で一杯できたらいいなぁ と思いました。) 店内はカウンターと小上がりがあり、こじんまりとした感じでした。 夜ということもあり熱燗と出汁巻き玉子、貝柱のかき揚げ、焼き鳥、やきのり、そばがきを頼みました。 これが「砂場」のそば前か。って感じでなんかおしゃれな気分を味わいました。 隣の席は、赤ちゃんを連れたお母さんが、一人で飲んでらっしゃいました。さすが東京、島根ではなかなか見れない光景でした。 締めのそばは、Eさんは天もりだったような?私はざるでした。赤坂砂場を楽しんだ夜でした。

並木の藪そばだぁー!(東京:浅草)

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ついに藪そばにやってきました。浅草 並木の藪そばです。 店には正午頃到着でしたが満席でしばし待つことに! 10分程度待ってから店内に入りました。 店内は落ち着いた感じはないですが、ゴミゴミとした感じも良かったですね。 お客様みなさん熱燗をいただいていらっしゃり、こりゃあ早く皆さんと同じレベルにならなければと、熱燗と板わさ、そば味噌をそば前として注文しました。 (藪そばの前に行った蕎上人でも熱燗を飲んでいたを忘れていたようでした。) 板わさとはよく言ったもので、「板かまぼことわさび」。出雲でなかなか使わない単語ですね。しかし、ここが東京だからか藪そばだからか、かなりいいお値段。複雑な思い!                                                 そば味噌です。 そばは、ざる蕎麦で、天ぷらをO氏とシェアしました。 天ぷらは、サクサクで美味しかったです。そばは、味は良いですが量が少ない。ざるを2枚食べて丁度って感じです。 後でいろいろ勉強していくうちに、そば屋は少なく笊に盛るほうが上品で粋があるってことが分かりました。そしてお客様により2枚食べて丁度いいぐらいの量であることも。 しかし、出雲ではある程度満足していただける量が必要だと思います。出雲ならではの盛り付け、体得しなければ!!

蕎上人(そばしょうにん) (東京:浅草)

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浅草の蕎麦上人に行きました。東京蕎麦食べ歩記の第1店目は、浅草の蕎上人。 合羽橋にも行きたかったので、浅草あたりから食べ始めたいと思いこのお店からのスタートです。 ここのお店では、そば焼きみそ、出し巻き玉子、熱燗、同行していただいたO氏はかけそば、私は5色せいろをいただきました。 そば焼きみそは、お酒のお供に最適。こりゃー、お酒が進む! 甘味噌に味がつけてあり、深い味わいを感じます。また、焼かれていることで香ばしさが出てとても満足。 そば屋の出汁巻きは、ごはんのおかずというよりお酒のつまみ。美味しくいただきました。 出雲ではほぼ食べることのできないかけそば。出汁が効いていておいしい。江戸そばとかけ汁、相性良くとても美味しいです。 五色そば。けし入り、柚子入り、茶入り、田舎そば、丸抜きのそばでした。 田舎そばは、挽きぐるみのそばで出雲そばの感じでしたが、 ふとー! 東京では田舎そばは太いと思い込まれています。実際に田舎蕎麦と江戸蕎麦と比べれば太いですが、太すぎるそば切りでした。 昔は出雲そばは、噛んでよく味が出るように太く切ってありましたが、最近は細い蕎麦を打つ店が増え始めています。 本来噛んで味が良く出るそばに、食べやすさ、のど越しを求めて細くしています。時代の変化かなぁ。田舎そばも変わってきたように思います。